目次
2021の振り返り
2021年はアッパーマス層達成
2021年は年初のトリプルブルーから始まり、後半はテーパリング・金利に敏感だった年でした。2020年春から始まった、コロナショックからの金融緩和相場が続きました。正直、指数連動していれば何を買っても値上がりしていましたが、個人的にはTQQQとFASを比べたり、セクターETFを勉強したりと、セクターローテーションを意識した1年でした。そして、私自身投資家として勉強が必要だと痛感した1年でした。私自身、2021年も入金を重ねたこともあり、評価額は年初2,000万→11月には3,400万と資産を大幅に増やすことができ、現在は若干減りましたが約3,200万です。でも、これって私が投資家として優れていたということでしょうか?私は断じて違うと思います。
2021年はイージー相場
2021年は下落幅も少なく、ちょっとの下げで押し目買いしておけば儲かった相場です。すでに高値圏では?と思って手を出せなかったこともありますが、逆に手を出して大負けしたこともありませんでした。つまり、私が投資家として優秀であったのではなく、相場が良すぎて誰でも勝てたというのが正しいと考えています。
特に、「失敗していない」ことが非常に危なく、もしコロナショック前にこのメンタルでナンピンしていれば、私はどうなっていたか考えてみると・・・ロスカットさえなければ売却することはありませんが、日々相場と向き合うメンタルには自信ありません。たぶん大丈夫だと思いますが、含み損額を見て全く後悔しないか?と聞かれると、正直わからないというのが印象です。そのためコロナ後の金融緩和で勝ちに慣れてしまったが故の悪影響である、「下落で買えば、投資はイケる!」という誤った成功体験を拭い去って、2022年に臨みます。
2021の銘柄毎のパフォーマンス
2022年は2021年に比べて、投資家としての立ち回りが一層大切になりそうな印象です。セクターローテーションとそれぞれのタイミングの銘柄は下記ブログがわかりやすいです

私が今注目している銘柄の年初来パフォーマンスを振り返ります。
個人的には「ナスダックや半導体が最強で世界を変える!」と感じていますが、ふたを開けると、金融・エネルギーの成長の方が大きく、ナスダックはSP500にも負けていたのは驚きでした。テック企業はこれからも社会をリードする存在だと思いますが、だから単純に株価が伸びるという訳でもないいと学んだ1年です。また、じっちゃまが口酸っぱく言ってる「まずチェックすべきは米国10年金利!」の重要性を認識しました。金利関係なくガチホ!の危険性は下記動画を参照ください。
2022の戦略
金融緩和も終わり利上げ局面になるので、2020年・2021年のような右肩上がりは終了すると考えます。ボラティリティが高くなり、セクターローテーションがさらに重要視され、インデックスは伸び悩むと想定します。これを踏まえた戦略は3つで、「2022は目をつぶり、次のリセッションまでレバナスをガチホ!」「ボラティリティを利用して自動売買で稼ぐ」「勝ち馬(=出遅れセクター)に乗る」と考えます。レバナスのガチホは説明不要なので割愛します(笑)
自動売買
もしインヴァスト証券のトライオートETFなどの自動売買システムを使用可能であれば、TQQQやSSOの利幅小さめを狙うのは効果的だと思います(私がトライオートETF使えれば、下記戦略を実行します)。
私は2021年は6月下旬まで金融緩和時は右肩上がりを想定したので、利益幅は広めでした。ですが、2022年はFRBの支えも無くなり、金利が上がるという株価にとっては逆風場面です。そのため、右肩上がりの利確幅広めはそぐわないと思います。逆に「日足のボリンジャーバンド内だけ自動売買を稼働させて、利確幅は狭めの$5以下にして回転を狙う」というのは効果的な戦略だと思います。
セクターローテーションを外すと痛い目を見ますので、FRBが必ず見ている指数に連動しているTQQQかSSOで設定するのがいいと思います。個人的には、過去の利上げ局面でFASがそこまで強くないこともあり、FASには自信持てません。FASはチャート次第の短期で入るのがいいと思います。また、グロースのARKKは利上げ局面には向かないので危険だと思います。
出遅れセクター
最近、Twitterでつぶやいていますが、下記銘柄を注目しています
JETS:航空株ETF
ERX:エネルギー2倍
CWEB/KWEB:中国インターネット2倍/1倍
年末にかけてオミクロン株でOOTO・JETSは大きく下げましたが、年末の旅行需要は旺盛です。2021年のThanksgiving前でもGoogle FlightやExpediaなどを見るとチケットの値段も高く、選択肢も少なかったことを考えると、帰省や旅行する人が多く満席のフライトは多かったはずで、次の観光・クルーズ・航空・エネルギーの決算は良いことが期待されます。更に、私の肌感覚ですが、将来的にも米国内の旅行需要が高いと考えるため、2022年はコロナ自粛からの揺り戻しを背景にグロース株以上の好決算を期待できると考えています。
中国は規制が厳しく、正直泥船に乗っている感があるので追加投資はしないと思いますし、2021年末に損出しで一部CWEB→KWEBに乗り換えました。ですが、割安感は相当強いので規制緩和方向のニュースなどが出て、チャートで上昇局面になればCWEBに戻して行こうと思っています。
IG証券は多くのETFを取り扱っており、様々な投資戦略が実行できます!
コメント